はじまりはいつも突然に らっきょ編
いつから大人の味覚になるのだろう。子供の頃は大嫌いだったものが、突然、食べれるようになる。不思議。
ハンバーガーのピクルスをいつも抜いてたのに、いつのまにかそれが無いと物足りなくなり、酢の物も食べれるようになる。オリーブもケイパーもアンチョビーもいったい誰がこんなもんつくったんや!と怒ってた頃がナツカシイ。
カレーには、断じて、らっきょより福神漬け派。しかししかし、またもや大人の味覚になってかららっきょに傾きつつある。で、何を思ったか、自分で漬けてみよう。もっと美味しいかも!
なんとも単純で食いしん坊が考える事である。「きょうの料理 漬け物特集」号(1995年)をひっぱり出し読んでみると、まぁ時間かかるけど出来そう!それがかれこれ5年ほど前の突然のはじまり。
今年も土つきらっきょが出回る季節になり朝市で手に入れ作ってみた。いつもより小粒で2キロ仕込むのにまる3日。薄皮をむくのに6時間!!!なんとも休憩いれながら永遠に... 気が遠くなりそうに... でも食いしん坊はそんな美味しいらっきょ漬けが食べれるならなんて事ない。
がんばった。父と叔母にも少しおすそわけ。
この夏のカレーが楽しみ~~~。
カレー担当は、シェフである。
カレーの会では、マダムらっきょが登場です。