パパの絵〜あおい編
今日は、絵の教室の日。
子供達の習い事の送り迎えに忙しいマダム。
お転婆な三女あおいに合う習い事をと思い、何かと習い事の門を叩くのだが。。。落ち着きが無い、こだわり派、頑固。
この三拍子揃った問題児あおいには、なかなか『OK』を出してくれる教室が見つからず。昨年の春には途方にくれていた。何か、将来の生き方に少しでも潤いを補ってくれるものを身につけさせてあげたい。親心。
『絵でも習わせてみたら?』と、シェフの助言。
さてさて、どっかないかしら〜。それがすぐにあおいちゃんと同じ名前の娘さんを持つお母さんから、『近くにあるよ〜』と。
すぐに電話をして、体験をさせてもらったら!まぁ〜目が輝いてる事!とっても楽しかったようで、即決定!
で、本日、3回目。今日は、父の日のコンテストの絵を描いたらしい。うれしそうに、『ママ、見て〜上手に描けたんよ〜!』まだ、絵の具が乾いてない絵を持って来てくれた。『絵の具で描けたん?』『スゴいな〜、上手やな〜』と褒めてあげた♪
で、あおいからの絵の説明をしてくれたのだが、ここからが問題。
『パパがトイレしてるところなんよ〜!』
『ここが、水を流す所でな〜、紙がな〜』
『・・・・・・・・・・』
マダムは、言葉を失った。
よくよく見てみると、水を流すレバーもあるし、トイレットペーパーらしき物もある。でもよ、でも、何で??父の日の絵よ!
だって、パパと遊んでいる所とか、お風呂に入っている所とか、料理を作ってる所とか、パンを焼いている所とか〜いくらでもあるじゃん!
なのに、トイレしてるところ〜?????
マダムは、何か育て方を間違ったのか。
あおい本人は、かなりの力作に『あおちゃんはこれで、表彰状もらえるよ!絶対!』と自信満々!さて、審査員のみなさま、どんな評をしてくれるのだろう。。。
パパの絵〜マダム編
マダムも小さい頃から、色んな絵のコンテストに出していた。マダムのママ、グランマがかなりの教育熱心で私達四姉妹は、神戸大丸やそごうの母の日、父の日の絵のコンテストの常連だった。
そう、あの当時、百貨店やスーパーの母の日、父の日コンテストはかなり高価な参加賞や景品が魅力でこぞって応募していた。今思うと自分の子供の絵がそこに飾られたり、賞に入ったりすれば、親は必ず見に行くし何かしら買い物をして帰る。とっても素晴らしい効果のある集客作戦である。
で、グランマも賢い。えんぴつ、消しゴム、絵の具セットに、クーピーセット!ほぼ、色んなところから頂き、まかなってた気がする。
まぁ、マダムもこんなに歳をとっても?少し絵が描ける事で色んな事に役にたっている。だからね、マダムの娘達にも勉強よりも、将来、楽しく人生が過ごせるように趣味が広がる何かを身につけさせてあげたいな〜と思っているが、しかし、あおいには通じるだろうか。