シェフピンチ!水がとまら〜〜ん!!
ようやくディナーの片付けが終盤の頃、厨房で、シェフの叫び声が!度々、シェフピンチの叫び声があるのであんまりその都度相手にしてたら身が持たないので、3回に1回ぐらいは真剣にお助けをする事にしている。
「水がとまら〜〜〜ん!!!」
慌てふためいて叫んではいるが、マダム、明日のタルトの注文の準備で忙しいので少しほってたら、そのまま水は流れっぱなしで何も救急処置がはじまらんので覗いてみると、水が蛇口からだだ漏れのままペンチとゴムパッキンを準備しながら水を眺めているではないか!
私はとりあえず水の元栓を閉めるのが先だと思うのだがとりあえず声をかけてみた。
「元栓しめんと、修理できんよ!」
水の元栓 > 外 > 暗い > アイビーに占領されてる > 手が汚れる > めんどくさい!!
と、まぁそんな事が頭をぐるぐる回ってたのだろう。しょうがないので懐中電灯を持って外に出て、水の元栓があるあたりのアイビーをかき分けて元栓を閉めた。シェフは?そう、後ろでそぉーっと見てるだけ〜。
さぁ、シェフの出番??
ペンチで蛇口を分解してパッキンを取り出し新しいパッキンと取り替えてみた。(シェフがしてくれた!)
で...どうも蛇口がしまらない。
という事は、そのパッキンでは無理??
う〜〜〜ん。
「まだイオンが開いてるから、パッキン探しに行ってみる?」と聞いてみると、「もう閉店まで15分しかないから、無理」との返事。後ろ向きなんです。。。
明日朝は7時から仕込みをしないと間に合わないし、水が出なければこまるよな〜。前向きのマダムは、車の鍵を持ちイオンへダッシュ。それらしきパッキンを購入し11時に帰宅。ぜ〜〜んぜん間に合いましたよ!
シェフにパッキンを渡し、つけてみたけど締まりが悪い。となりの蛇口と交換したらようやくフィット。やれやれ...
で、水の元栓を開けに外に出たシェフが、「暗くて何処に栓があるか、わからん」と戻って来た。え〜かげんにして頂きたいのである。結局、マダムがアイビーをかき分け元栓をあけて、めでたしめでたし。
最期にシェフの一言
「あ〜〜〜よかった、よかった♪」