Yukako
Nakahara
________Pâtissier

法事のまんじゅう?

何かと、この歳になると
お葬式、法事などの行事の参加が増えてくる。

ゴールデンウィークの真ん中で、マダムの一番大好きな祖母が亡くなった。95歳の天寿をまっとうした。初孫の私には、何から何まで新品の上物をプレゼントしてもらい、ことごとく甘えさせてもらった。

寂しいな。。。
本当に。

明日は、中原母の実家の法事がある。
お供えのおまんじゅうを準備した。

毎回の事だが、このおまんじゅうで悩む。中原母のいつもの注文は大手まんじゅうなのだが、今回は何でもいいよ!との事。

シェフは、ここぞとばかりポエムを購入。大好きらしい。しかし、わざわざ買ってまで食べるものではないと思ってるらしく法事のたびにポエムが入ってるか確認してる。シェフ曰く、法事の定番はポエムと。

みんなが重ならないようにまんじゅうを買ってくる親戚の集まりには、予知能力さえ感じ取れるほどすばらしい。実は、マダムは結婚するまで法事などに参加した経験がなく、この方16年の間に8回程参加?させて頂き、発見の連続。

昨年のシェフの父の四十九日では、頂いたお供えのまんじゅうなどを分けて持って帰って頂くのにも一つも重ならず、バラエティ豊なまんじゅうセットをつくりあげた。だだ、ポエムがなかった!

と言う事で、シェフは、おれがポエムの担当になる!ポエムのやっさん!と言われるようになってやると決意表明し、本日ポエムを購入。明日のお持ち帰りのまんじゅうを一番楽しみにしているのはシェフに違いない。。。

そう、マダムの口には入らないのだ。