Yasuto
Nakahara
________Chef

アスパラゲスの極み乙女

自称イケメンでイクメンの 池 面太郎(いけ めんたろう)です。前回に引きつづき弟子の名ばかりイクメンM崎議員が大変世間をお騒がせし、この場をかりて深くお詫び申し上げます。

なにかと不祥事が続きますが、これを機に世の名ばかりイクメンを撲滅し、真のイクメンが活躍できる世の中を作るべく日々精進していく所存です。

まぁ、これで彼も育休ではなく全休となり心置きなく育児に専念できるでしょう。いや、その前に自分を育てた方が良いかもしれません。

前置きが長くなりましたがアスパラガスをもっとおいしく食べるための相方「アスパラガスの相棒」編、第2回目は「卵」。

ヨーロッパではアスパラを茹でる専用鍋があるかと思えば、盛り付ける専用皿もあるのです。皿の底が少しくぼんでいて、そこに崩した卵を入れソース代わりにアスパラとからめて食べる。卵はアスパラの最高の相棒のひとつなのです。

緑の青い香り、白の苦味、それぞれを卵のコクが包んでよりおいしさが引き立つ。さらにアスパラの食べ方にあわせて卵の調理法も選ぶべき。例えば茹でた温かいアスパラなら温泉卵をオン!温泉卵のなめらかな食感がアスパラをほわっと包み込む。

同じ茹でたアスパラでも冷製ならポーチドエッグ。周りはしっかり、なかはトロっという食感の違いも絶妙。サッとソテーしたアスパラなら目玉焼きがベスト!しかも半熟がいい。目玉焼きは最初からつぶして混ぜて食べるのが最高!

卵はMの月シェフのように非常にデリケートなものなので、火加減と調理時間に注意が必要です。

次回はこちらもおすすめ「チーズ」です。ヨーロッパ産極太ホワイトアスパラガス、近日入荷予定。そしてスペシャルコースの命名は「アスパラゲスの極み乙女コース(早く卒論出そう)」みたいな感じでどうでしょうか?