ミッチョン・インポッシブル〜究極のローストチキンをつくれ
おはよう、シェフ君。
今回の指令だがまたまた倉敷市某所レストラン「Mの月」で不穏な動きがあるという情報を入手した。何やら性懲りもなくクリスマスに向けてローストチキンを今年は販売するらしい。
先日「Mの月」で「メイキングローストチキン」というものが撮影されていたらしい。私的にはやはりX'masは「Kターキー」だが、どうもMの月の「プレミアムローストチキン with シェフ・グレート2011」が気になって仕事が手につかない。
そこで君にはこのMの月のローストチキンがいかなるものなのか、侵入捜査してほしい。今回は非常に危険な任務のため特別に3人のエージェントを派遣した。このエージェント「PM5」(ピー・エム・ファイブ)と協力して見事プレミアムローストチキンを白日の下にさらしてほしい。
君もX'masに向けいろいろ忙しいと思うがよろしく頼む。いつものように君がこの任務に失敗してマダムからビールのおとものぬれせんべい禁止令が発令されても当局は一切関知しない。それでは成功を祈る。この文章は10秒後に消滅する...
みなさん、はじめまして。ローストチキン研究家のクーネル・ヨンダースです。以前から料理教室などでローストチキンはやってきましたが、やはりみなさんからの質問で多いのは鶏一羽手に入らない、鶏一羽見るのが恐い、焼き加減がわからない、焼いた後さばき方がわからない、めんどくさい、キモイ等いろいろありますが、私が思うに多分みなさん焼きすぎだと思います。
鶏は完全に火を通さなければなりませんので慣れないとどうしても焼きすぎます。まして固まりですから確認しようがない。そこで私からの提案ですが、どうしてももも肉まで完全に火を通そうと思うと、胸肉の方が火が通りすぎてパサパサになってしまいます。ですから、胸肉が焼けた時点でオーブンから取り出し、まだもも肉が半生でしたら胸肉を食べている間もも肉だけオーブンに入れ火を通すのです。もも肉は骨が入っているので少々焼きすぎてもパサパサになりにくいのです。
あともう一つ、これが結構大事マンブラザーズで、焼き上がったあと最低20分ほど寝かせる。(寝かせると言っても枕と布団はいりません、これは業界用語で休ませるという意味です)寝かせることによって中の肉汁が安定し、このあと切った時、中からの肉汁の流出を防いでくれ、ジューシーにできるわけです。あと、寝かせる間余熱でじんわりと火が通ってくるので少し早めにオーブンから出すといいでしょう。
要するに胸肉中心に考え、もも肉はあとからもう一回焼くという心構えでやるとうまくいくと思います。細かいことはいろいろありますが、百聞は一見にしかずでこのたび「メイキングローストチキン with シェフ・グレート・キュイジ二エ」を作りましたのでそれを見て楽しいX'masを過ごしてください。「KターキーもいいけどMの月のプレミアムローストチキンもね!」
- ローストチキン注文受付スタート >> 受付終了
- http://www.minorizuki.com/gift/
プレミアム・ローストチキン
<1セット 7,200yen>
4人分 約1.5kg
きのこのバターライス入り
付け合わせ...
プティ・ポワ フランセーズ
じゃがいものロースト ローズマリー風味
ローストチキンを焼いた後の肉汁で作ったマスタードソース付き
★12月23・24日受け渡し★