昔むかしあるレストランに自称イケメンで働き者のシェフが住んでいました。冬になると餌がなくなって困っている鳥たちを見兼ねて毎年庭の木にミカンをさして与えていたそうな。

それを見た意地悪マダムが「最近はミカンも高いんじゃけんね！明日からビールは2日に1回にするわよ」とテイクアウトしたカオマンガイを美味しそうに食べながらスパークリングワインを飲み干してました。

それでも心優しいシェフはめげずにせっせとミカンをやり続けました。ある夜ピンポーンと呼び鈴を鳴らす音が聞こえ出てみると「宅急便でーす、お届けものです」とまったく心当たりがありません。

よく見るとなんとシェフの大好きなスプリングバレイが2ケースも届いていたのです。「あー良かった、これで48日間毎日SVを飲むことができる」いや待てよ、こんな美味しいビールを毎日飲むのはもったいない、2回に1本にしようと。そしてシェフは96日間約3ヶ月楽しんだそうな...

根っからの貧乏性は死ぬまで治りませんね、めでたしめでたし「坊や〜良い子だ 金出しな〜♪」