ホームベーカリーがほしい
やっぱりホームベーカリーがほしい。
食パンを厚めにスライス、ちょっときつめにトースト、バターをたっぷりのせ溶けかけたとき思いっきりほうばる。こんな贅沢で幸せな時間は他にはない。欲をいえばおとしたてのコーヒー、半熟のハムエッグにウスターソース、小野リサのボサノヴァ、いちごジャムをたっぷりぬるのもいいがやっぱりバターがいい。
焼きたての食パンは例えていえば炊きたてのごはんだ。混ぜごはんもいいが毎日は食べれない。白いごはんは毎日でも食べれる。飽きない、何にでも合う。日本人でよかった。食パンもシンプルがいい。できれば自分は何もせず朝起きたらパンが焼けている。パンの焼ける香りと共に朝を迎えたい。
だから僕は「ホームベーカリー」がほしい。そういう想いを胸に秘めつつ今季の「パンコース」上級編は食パンをより深く掘り下げていこうと思う。
パンづくりは「子育て」だと思う。いくらお金をかけ大事に育てても立派な人間になるとは限らない。むしろ逆のことの方が多い。パンも同じこと。「子育て」と同じようにそっと見守るという気持ちで作るのがいい。結果をすぐ求めないこと。それが苦手な人は「ホームベーカリー」を買えばいい。今は安くていいものがある。個人的には「パナソニック」をおすすめする。
次回は「湯種食パン」、これも時間がかかる。パンを作るのは覚悟がいる。
第一回目は「長時間発酵ブレッド」読んで字の如く長時間発酵させてつくる食パンだ。このパンのいいところは...
・粉のうまみや香りが十分引き出せること
・外はカリッと中はもちっと
・時間がたってもやわらかい etc
僕が思い描く理想のパンだ。ただ問題なのは時間がかかること。約18時間ほぼ丸一日。暇でひまでしょうがない人はぜひ作ってほしい。